「働きながら税理士試験に合格するって、実際どうなんだろう?」
税理士試験を受けようと思ったとき、私も当然気になりました。
ネットで調べれば、「働きながら合格した」という人もたくさんいます。
でも、私が知りたかったのは、もっと単純なことでした。
実際に働きながら受験すると、どんな感じなの?
仕事が終わってから勉強するのか。
仕事と試験勉強は両立できるのか。
そもそも、そんなに勉強していて仕事はちゃんとできるのか。
私は現在、税理士事務所で働きながら税理士試験を受験しています。
ただし、まだ合格していません。
なので、この記事で「働きながらでも絶対に合格できます」と言うつもりはありません。
まだ途中にいる私だからこそ分かる、「働きながら税理士試験を受ける」ということについて書いてみます。
私が税理士を目指すようになった経緯については、こちらの記事でも詳しく書いています。「どうせ年を取るなら、何かを積み上げながら年を取りたい」と考えるようになった理由も書いています。
一番きつかったのは、仕事と試験の勉強が同時に始まったこと
私が税理士事務所に入ったばかりの頃は、今よりずっと大変でした。
そもそも未経験の分野だったので、まずは仕事を覚えなければいけません。
研修を受けて、実務について勉強して、その内容についてのテストを受ける。
しかも、そのテストはほぼ毎日のようにありました。
そして、私には**「満点を取る」というノルマ**がありました。
これが、なかなか大変でした。
仕事を覚えるだけでも頭を使うのに、そこに税理士試験の勉強が乗ってきます。
もちろん、実務で勉強していることが税理士試験にまったく関係ないわけではありません。
簿記や会計など、重なる部分もあります。
でも、
「実務で必要な知識」と「試験で点数を取るための勉強」は、やっぱり少し違う。
実務では「この仕事をどう進めるのか」を覚える必要があります。
一方、試験では、試験問題に対して正確に答えられるようにならなければいけない。
同じ会計の知識でも、求められるものが違います。
だから私は、
「仕事の勉強をしていれば、税理士試験の勉強にもなる」
という状態にはなりませんでした。
仕事のための勉強をして、そのうえで試験の勉強もする。
入社したばかりの頃は、これが一番きつかったです。
「働きながら資格を取る」より、「仕事を覚えながら試験を受ける」が大変だった
今振り返ると、私が大変だったのは単純な勉強時間の不足だけではなかったと思います。
新しい仕事を覚える時期と、税理士試験の勉強をする時期が重なったこと。
これが大きかった。
仕事に慣れていないから、仕事だけでも疲れる。
でも、試験勉強も止められない。
「今日は仕事で疲れたから勉強しなくていいや」としてしまうと、今度は試験のほうが進まない。
かといって、試験勉強を優先しすぎれば、仕事を覚えることがおろそかになる。
どちらも「まあまあ」で済ませることができない時期でした。
特に研修中は、毎日のテストで満点を取ることを求められていたので、
「今日は資格の勉強ができなかった」ではなく、「仕事の勉強も試験の勉強もやらなければいけない」
という感覚でした。
ここは、働きながら受験することを考えている人には、意外と伝わりにくいところかもしれません。
それでも、仕事を始めたことは試験勉強にもつながっている
大変だった一方で、税理士事務所で働き始めたことを後悔しているわけではありません。
むしろ、実務を知ったことで、勉強している内容の見え方が変わった部分があります。
勉強しているときは、問題の中に出てくる数字や仕訳を見て、
「これって実際の仕事ではどうなっているんだろう?」
と思うことがありました。
それが実際に仕事をしてみると、
「ああ、これがこういうことか」
とつながる瞬間があります。
簿記を勉強していたときには、正直そこまでイメージできていませんでした。
だから、仕事と試験勉強は別々ではあるけれど、完全に切り離されたものでもない。
勉強しているときは、問題の中に出てくる数字や仕訳を見て、
「これって実際の仕事ではどうなっているんだろう?」
と思うことがありました。
それが実際に仕事をしてみると、
「ああ、これがこういうことか」
とつながる瞬間があります。
勉強していたときには、正直そこまでイメージできていませんでした。
簿記の勉強が実際の仕事や副業でどう役立ったのかについては、こちらの記事にも書いています。
仕事と試験勉強は別々ではあるけれど、完全に切り離されたものでもない。
これは、働きながら税理士試験を受けている私が感じているメリットです。
「今日は勉強できなかった」で終わらせない
もちろん、毎日理想通りに勉強できるわけではありません。
仕事が忙しい日もあるし、子どものことで予定が変わることもあります。
だから私は、「毎日必ず完璧に勉強する」という考え方はしていません。
むしろ、
できない日があることを前提に、それでもやめない。
というほうが近いです。
税理士試験は、私にとって短距離走ではありません。
一気に頑張って終わる試験ではないからこそ、今日100点の勉強ができなかったことより、そこで完全にやめてしまうことのほうが怖い。
少ししかできない日があっても、また次の日にやる。
それを繰り返しています。
「こんなに大変なら、やめてもいいかな」と思うことはある
もちろんあります。
「ここまでして続ける必要あるのかな」と思うこともあります。
税理士試験は、勉強すればすぐ結果が出るものでもありません。
仕事をして、子どもを育てて、そのうえで勉強して。
それで、もし何年も受からなかったら?
そう考えると、普通に不安になります。
それでも私がやめなかったのは、税理士試験そのものだけを見ていないからだと思います。
私が欲しいのは、資格という肩書きだけではありません。
将来、自分で選べる働き方を増やしたい。
子どもが大きくなったときに、「お母さんはこういうことに挑戦していたんだ」と思ってもらえる自分でいたい。
そして何より、
何もしなくても時間だけは過ぎていく。
これは、税理士試験を続けるうえで何度も考えてきたことです。
1年勉強しても、しなくても、1年後には1歳年を取っています。
だったら、少しでも何かを積み上げた自分でいたい。
そう思うと、「しんどいから」という理由だけでやめるのが、どうしてももったいなく感じるんです。
100%できなくても、続けていればいい
私は、毎日100%試験勉強に向き合えているわけではありません。
仕事を優先しなければいけない日もあるし、子どもを優先する日もあります。
思ったほど勉強が進まない日もあります。
でも、100%できないことと、やらないことは別です。
今は十分にできなくても、続けていることで、いつか結果につながるタイミングが来るかもしれない。
私はそう思っています。
だから、途中で投げ出さない。
別に「絶対に今年受かる」と毎日強く思いながら勉強しているわけではありません。(毎日は思っていませんが、思ってはいます。笑)
今日は今日できることをやって、また次の日に続ける。
今の私にできるのは、そのくらいです。
私が普段どんなふうに勉強時間を確保しているのか、朝の勉強についてはこちらの記事で詳しく書いています。
働きながら合格できるかは、まだ私にも分からない
最初の質問に戻ります。
税理士試験は働きながら合格できるのか。
正直、私にはまだ分かりません。
私はまだ受験生だからです。
「働きながらでも合格できました」と言えるところには、まだいません。
でも、ひとつ分かったことがあります。
働きながら税理士試験に挑戦することはできる。
簡単ではありません。
特に、仕事を始めたばかりで実務の勉強まで必要だった時期は、本当に大変でした。
それでも、私は今も勉強を続けています。
そして、これからも続けるつもりです。
税理士になった先で、どんな働き方をしているのか。
今の私にはまだ分かりません。
でも、何年後かに振り返ったとき、
「大変だったけど、あのとき始めてよかった」
と思えるようにしたい。
合格した人の話ではなく、まだ途中にいる私の話。
合格できたら、記事更新しますね!笑


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