会社員が資産形成を始めるなら何から?|シングルマザーの私が考える「人生の選択肢」

お金・資産形成

会社員が資産形成を始めるなら何から?

「資産形成を始めたいけど、何からやればいいんだろう?」

そう思って調べると、

「まずはNISA」
「iDeCoを始めよう」
「投資信託を積み立てよう」

という情報がたくさん出てきます。

もちろん、こうした制度を活用することは資産形成の一つの方法です。

でも、私は資産形成を考えるときに、いきなり投資のことから考えなくてもいいんじゃないかと思っています。

私は現在、税理士事務所で会社員として働きながら、2歳の子どもを育てています。

シングルマザーなので、基本的には自分の収入で生活を支えていかなければなりません。

そう考えると、

「資産形成をしたほうがいいのは分かっているけど、そんな余裕、どこにあるの?」

と思うこともあります。

だからこそ私が大切にしているのは、「何に投資するか」よりも、その前に自分のお金を知ること。

そして、その先にあるのが、

「お金を増やして、人生の選択肢を増やすこと」

だと考えています。

私がそもそも「資産形成」をどう考えているのかについては、こちらの記事でも詳しく書いています。

30代からの資産形成。「税理士事務所で働く私」が実は一番大切にしていること


なぜ「とりあえずNISA」ではなく、順番を考えるのか

「資産形成=NISA」というイメージを持っている人も多いと思います。

私自身も、以前はつみたてNISAから資産形成を始めました。

ただ、資産形成を続けていく中で感じるのは、制度を知っていることと、自分のお金の流れを把握していることは別だということです。

例えば、

「毎月いくらなら無理なく貯められるのか」

「急な出費があったとき、どこからお金を出すのか」

「毎月いくらまでなら投資に回しても生活が苦しくならないのか」

こうしたことを知らないまま投資を始めると、途中で家計が苦しくなってしまうこともあります。

だから私は、

家計を知る → 生活を守る → 制度を知る → 投資する

という順番を意識しています。


ステップ1|投資の前に、まず給与明細と家計を見てみる

まずやっておきたいのは、自分のお金がどう動いているのかを知ることです。

難しい家計簿をつける必要はありません。

まずは、

  • 毎月の手取りはいくらか
  • 固定費はいくらか
  • 変動費はいくらか
  • 貯金はいくらあるか
  • 毎月いくらなら無理なく残せるか
  • 投資に回しても生活に影響しない金額はいくらか

このあたりを把握するだけでも、自分のお金がかなり見えやすくなります。

私は税理士事務所で働いているので、仕事の中で給与や税金など、お金に関する数字を見る機会があります。

その中で改めて感じるのが、「額面の給与」と「実際に使えるお金」は違うということ。

資産形成を考えるなら、年収だけを見るのではなく、実際の手取りと生活費を見ることが大切だと思っています。

特に家庭の状況によって必要なお金は大きく変わります。

子どもがいる家庭なら、保育料や教育費、急な病気や予定外の出費などもあります。

だからこそ、誰かの「平均」に合わせるのではなく、自分の家庭のお金の流れを知ることから始めればいいと思っています。


ステップ2|生活防衛資金は、投資より先に確保する

資産形成を考えるとき、私は生活を守るためのお金を先に確保することを大切にしています。

投資は、基本的には当面使う予定のない余裕資金で行うもの。

近いうちに使うお金や、何かあったときのためのお金まで投資に回してしまうと、必要なときに困ってしまう可能性があります。

特に子どもがいると、

「突然病院に行くことになった」

「予定外の出費が発生した」

ということもあります。

シングルマザーの私にとっては、何かあったときに頼れる現金をしっかり持っておくことも、資産形成の一部です。

「投資額を増やすこと」だけを考えるのではなく、

安心して生活できる土台を作ること。

これも、将来の選択肢を増やすために必要なことだと思っています。


ステップ3|NISAやiDeCoは「知ってから選ぶ」

生活の土台ができたら、そこで初めてNISAやiDeCoなどの制度について考えます。

私は、どちらか一方を選ばなければいけないとは考えていません。

それぞれ仕組みや特徴が違うので、まずは制度を知ったうえで、自分の生活や目的に合うものを考えればいいと思います。

私自身は、以前のつみたてNISAから資産形成を始め、現在は新NISAも利用しています。

また、iDeCoも毎月23,000円積み立てています。

ただし、iDeCoは老後資金としての性格が強く、原則として60歳まで引き出せない仕組みです。

そのため、子育て中の今の生活を考えると、すぐに使えるお金を確保しておくことも同じくらい大切だと考えています。

制度や上限額などは変更される可能性があるので、実際に利用するときは最新の公式情報を確認するようにしています。


ステップ4|投資信託は「増やす」、個別株は「自分の楽しみ」で

私自身は、投資信託と個別株の両方を持っています。

投資信託は、基本的に資産形成・長期的な資産の成長を目的としています。

一方で、個別株は少し違います。

私は「利益が出るか」だけではなく、自分が興味を持っている会社や、株主優待などを楽しめる会社を選ぶことがあります。

例えば私はお寿司が好きなので、お寿司に関係する株主優待がある会社の株を持つこともあります。

「資産形成だから、全部を効率だけで考えなければいけない」

とは思っていません。

長く続けるなら、自分なりの楽しみを持つことも大切だと思っています。

私はSBI証券と楽天証券を使っていますが、証券会社を選ぶときも、手数料や取扱商品、使いやすさなどを見ながら、自分に合うものを選ぶようにしています。

私が使っている証券会社

これから資産形成を始める方は、まず証券口座を作るところから始める人も多いと思います。

私は現在、SBI証券と楽天証券を使っています。

どちらを使うかは人によって違うので、「絶対にここがおすすめ」とは言いません。

手数料や取扱商品、NISAへの対応、使いやすさなどを比較して、自分に合う証券会社を選ぶのがいいと思います。

これから資産形成を始める方は、公式サイトでサービス内容を確認してみてください。

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ステップ5|投資額より先に、「稼ぐ力」も資産形成に入れてみる

ここは、私が資産形成を考えるうえで特に大切にしている部分です。

資産形成というと、

「いくら投資するか」

「どの商品を買うか」

という話になりがちです。

でも私は、「これから自分がどれだけ稼げるか」も資産の一つだと思っています。

例えば、毎月の収入が増えれば、貯金や投資に回せるお金も増やせます。

だから私は、金融資産だけではなく、自分自身の「稼ぐ力」を育てることも資産形成の一部だと考えています。

今、私が取り組んでいる税理士試験の勉強も、その一つです。

子どもが起きる前の朝の時間を使って勉強しています。

資格を取ったからといって、必ず収入が増えるとは限りません。

それでも、知識や資格が増えることで、将来の仕事の選択肢が増える可能性があります。

そして、私は副業にも取り組んでいます。

元オリンピアンとしての経験を活かして、オンラインセミナーやコーチングなどを行っています。

副業については、以前の記事でも「積み上げ型」という考え方について詳しく書いています。

会社員におすすめの副業とは?|忙しくても将来につながる副業の選び方

私にとっては、

投資・資格・仕事・副業・ブログ

これらを全部含めて、自分の将来の選択肢を増やしていくことが資産形成につながっています。


資産形成の目的は「お金持ちになること」だけじゃない

私が資産形成を続けている理由は、単純に「お金を増やしたいから」だけではありません。

もちろん、将来のお金の不安を減らしたいという気持ちはあります。

でも、それ以上に、

「選べる人生にしたい」

という気持ちがあります。

例えば、

「今の仕事を辞めたいけど、お金がないから辞められない」

「子どもとの時間を増やしたいけど、収入が減るからできない」

「新しいことに挑戦したいけど、生活があるからできない」

そんな状態よりも、

「こっちの道も選べる」

「新しいことに挑戦してみよう」

と思える状態にしておきたい。

そのために、お金を貯める。

投資をする。

資格を取る。

仕事のスキルを身につける。

副業をする。

ブログを書く。

私にとって、これらは全部つながっています。


会社員の資産形成は「小さく始めて、順番を守る」でいい

資産形成というと、まとまったお金が必要なイメージがあるかもしれません。

でも、最初から大きな金額を投資する必要はないと思っています。

家計に無理がないのであれば、5,000円、10,000円など、自分が続けられる金額から始める。

そして、収入が増えたり、生活環境が変わったりしたら、その都度見直す。

大切なのは、人と同じ金額を投資することではなく、自分の生活を守りながら続けられること。

特に子育て中は、他の人と同じペースで資産形成できなくても当然です。

私も、子どもの生活を大切にしながら、自分にできる範囲で少しずつ積み上げています。


まとめ|資産形成は「人生の選択肢」を増やすために

私が考える、会社員の資産形成の順番はこの6つです。

  1. まず給与明細と家計を見て、自分のお金を知る
  2. 生活防衛資金をしっかり確保する
  3. NISAやiDeCoなどの制度を知ってから選ぶ
  4. 投資信託や個別株を、自分の目的に合わせて考える
  5. 投資だけではなく「稼ぐ力」も育てる
  6. 無理のない金額から始めて、自分のペースで続ける

資産形成は、ただお金を増やすためだけのものではないと思っています。

私にとっては、

「人生の選択肢を増やすための準備」

です。

シングルマザーとして子どもを育てながら働いているからこそ、将来の選択肢をできるだけ多く持っておきたい。

そのために、お金を整える。

仕事のスキルを身につける。

資格に挑戦する。

副業にも挑戦する。

そして、自分自身にも投資する。

全部がすぐに結果につながるわけではありません。

それでも、一つひとつ積み上げていけば、数年後の自分の選択肢は今より増えているかもしれない。

私はそんなふうに考えて、これからも資産形成を続けていきたいと思っています。

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