「30代からの資産形成」というテーマで検索すると、同じような記事がたくさん出てきます。
- NISAとiDeCoの違い
- おすすめの証券会社
- 積立投資のメリット
正直、どれも間違ってはいません。
でも、少し物足りなさも感じていました。
私は普段、税理士事務所でお客様の税務・会計や給与計算などに関わる仕事をしています。
数字を扱う仕事柄、「お金を増やす方法」について考える機会も多くあります。
そんな仕事をしていると、ネット上でよく見る「資産形成の方法」と、実際にお金に向き合う中で感じることには、少し違いがあるように思うことがあります。
今回は、そんな仕事の視点も交えながら、私自身が30代からの資産形成で大切にしていることを書いてみます。
制度の「使い方」より先に知っておきたいこと
NISAやiDeCoの制度解説は、探せばいくらでも出てきます。
なので、ここでは詳しい制度説明は省きます。
制度や上限額などは変更されることもあるので、実際に利用する際は必ず最新の公式情報を確認してください。
その代わりにお伝えしたいのは、税務や会計に関わる仕事をしていて感じる、ある共通点です。
それは、
「制度を知っている」ことと「自分のお金の流れを把握している」ことは、まったく別物だということ。
仕事でさまざまな数字に触れていると、収入や支出、資産など、自分のお金の状況を把握していることの大切さを感じます。
制度について詳しく知っていても、自分の収支や資産状況があいまいなままだと、実際の行動にはなかなかつながりません。
私が資産形成で最初にしたのも、難しい制度の勉強ではなく、
「今、自分のお金がどう動いているのか」を知ること
でした。
旧つみたてNISAから少額で始めたのも、大きな決断というより、まず資産形成を始めてみるための一歩だったように思います。
現在の資産形成|新NISA・iDeCo・投資信託・個別株
現在は、
- 新NISA
- iDeCo(毎月23,000円を積立)
- 投資信託
- 個別株
を組み合わせています。
ただ、すべてを同じ目的でやっているわけではありません。
投資信託は、基本的に**「資産を増やすこと」**を目的にしています。
一方で、個別株は少し違います。
自分が興味のある企業の株を持って、株主優待を楽しむこともあります。
私はお寿司が好きなので、株主優待でお寿司を楽しむこともあります。
「株価が上がるかどうか」だけではなく、自分が興味を持っている企業や、その企業のサービスを楽しむというのも、私にとって個別株を持つ理由の一つです。
証券口座は、SBI証券と楽天証券の2つを使っています。
「どちらが優れているか」というよりも、手数料や取扱商品、使いやすさなどを比較して、自分に合う形で使い分けるというスタンスです。
「稼ぐ力」を資産形成の一部と考える|税理士試験という選択
ここが、一般的な資産形成の記事とは少し違う部分かもしれません。
私は現在、税理士試験の勉強を続けています。
仕事をしながらの受験勉強は、正直、時間もエネルギーも使います。
それでも続けているのは、
将来の自分の「選択肢」を増やしたいからです。
資格を取ったからといって、必ず収入が増えるとは限りません。
それでも、知識や資格があることで、できる仕事の幅は広がります。
税務・会計の実務に日々触れているからこそ、
「知識そのものが資産になる」
という感覚を、よりリアルに感じるようになりました。
金融資産を積み上げることと、自分自身の専門性を積み上げること。
どちらも「将来の自分への投資」という意味では、同じ資産形成だと思っています。
元アスリートとしての経験を、次の収入源に変える
もうひとつ、私が大切にしているのが副業です。
私は元アスリートとしての経験を活かして、オンラインセミナーやコーチングを行っています。
目的は、「今の収入を増やす」ことだけではありません。
一度作ったコンテンツを繰り返し届けられる仕組みを作ることで、自分の時間を毎回切り売りしなくても価値を届けられる形を、少しずつ作っていきたいと思っています。
このブログ「Manami REBUILD」も、その積み上げの一つです。
会社員として働きながら、資格を勉強し、副業に挑戦し、発信を続ける。
一つひとつは小さくても、少しずつ点と点がつながっていく感覚があります。
以前、**「会社員におすすめの副業とは?|忙しくても将来につながる副業の選び方」**という記事でも、私が考える「積み上げ型の副業」について書きました。
お金を「増やす」ことより、「選べる」ことを大切にする
税務や会計の仕事をしていると、お金にまつわるさまざまな場面に関わります。
その中で私が感じるのは、
「資産がいくらあるか」だけではなく、「いざというときに選択肢があるかどうか」も大切だということです。
働き方を変える。
子どもとの時間を増やす。
新しいことに挑戦する。
資格の勉強をする。
副業を始める。
急な出費に対応する。
こうした選択肢を持てることこそが、資産形成の大きな意味の一つだと私は考えています。
「お金持ちになること」だけを目的にするのではなく、
「人生の選択肢を増やすこと」
を目指す。
この軸がぶれなければ、投資の方法や金額は、その時々の状況に合わせて柔軟に見直していけばいいと思っています。
まとめ|「制度」より先に、「自分」を知ることから
資産形成の記事を読むと、
「何を買うか」
「どの制度を使うか」
というところから始まることが多いと思います。
でも私は、税務・会計の仕事に日々触れている立場から、
その前に「自分のお金を知ること」が大切なのではないか
と感じています。
私が考える30代からの資産形成で大切なことは、
- まず自分のお金の状態と流れを知る
- 生活に必要なお金と、投資に回せるお金を分ける
- 長い時間を味方につける
- NISAやiDeCoなどの制度は、必要な分から知っていく
- 投資信託で長期的な資産形成を考え、個別株は自分なりの楽しみ方も持つ
- 金融資産だけでなく、「稼ぐ力」=資格・経験・専門性も資産として積み上げる
- 副業によって収入源を増やす
- 最終的なゴールを「お金を増やすこと」だけではなく、「人生の選択肢を増やすこと」と考える
ということです。
30代からでも、遅すぎることはありません。
私自身、これからも会社員としての仕事、税理士試験の勉強、副業、発信を続けながら、
お金も、経験も、知識も、少しずつ積み上げていきたい
と思っています。
資産形成もまた、私にとって人生のREBUILDの一部です。


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