「自分には副業に使えるスキルがない」
副業を考えたとき、そんなふうに思う人も多いのではないでしょうか。
私も、最初から「自分の経験を仕事にしよう」と考えていたわけではありません。
会社員として働きながら、資格の勉強をしたり、副業について考えたりする中で、
「自分には何ができるんだろう?」
と考えるようになりました。
そのときに改めて気づいたのが、長年続けてきたアスリートとしての経験でした。
私は現在、その経験を活かして、セーリングに関するオンラインセミナーやコーチングなどを行っています。
この記事では、私がどのようにアスリート経験を副業につなげているのか、そして「経験を仕事にする」とはどういうことなのかについて書いていきます。
アスリート経験は「過去のもの」ではない
競技を引退すると、
「もう競技は終わったから、自分には何も残っていない」
と感じることがあるかもしれません。
私自身、競技を終えたあとに、これから何をしていけばいいのか分からなくなった時期がありました。
でも、今振り返ってみると、競技生活の中で身につけたものはたくさんあります。
例えば、
- 長年競技を続けてきた経験
- レースで状況を判断する力
- 戦術を考える力
- 練習方法を考える力
- 試合に向けて準備する力
- 本番で結果を出すための考え方
- 自分の課題を分析する力
- 継続して努力する力
こうしたものは、競技を引退したからといってなくなるものではありません。
むしろ、長い時間をかけて身につけた経験だからこそ、誰かにとって価値のあるものになることがあります。
私が副業で提供しているもの
現在、私が副業として行っているのは、主にセーリングに関するサービスです。
具体的には、
- 戦術・レース戦略・練習方法・レース前の準備・トレーニング方法等のオンラインセミナー
- セミナーアーカイブ販売
- 動画の添削サービス(オンラインコーチング)
などです。
競技を長く続けてきたからこそ分かることを、自分の中だけに置いておくのではなく、必要としている人に届ける。
それが今の私の副業の一つになっています。
「教えられること」を細かく分解してみる
アスリート経験を副業にするときに大切なのは、
「自分は何ができるんだろう?」
と大きく考えすぎないことだと思っています。
例えば、私の場合、
「競技を教えられます」
だけでは、少し大きすぎます。
そこから細かく分解していきます。
戦術を教える
レース中にどのように状況を判断するのか。
相手や風、コースなどの情報から、どのように次の行動を決めるのか。
こうした「考え方」を整理して伝えることができます。
レース戦略を教える
レース全体をどのように考えるのか。
スタートからフィニッシュまで、どのようなことを考えてレースを組み立てるのか。
こうしたレース戦略も、競技経験を活かして伝えられる部分です。
練習方法を教える
ただ練習量を増やすのではなく、
「何を目的に練習するのか」
「何を改善するための練習なのか」
を考えることも大切です。
自分が競技生活の中で経験してきたことを、練習方法として整理して伝えることができます。
レース前の準備を教える
レース当日だけではなく、レース前に何を準備するのか。
どんなことを確認しておくのか。
本番で力を発揮するために、事前にどんな準備をしておくのか。
これも競技経験から伝えられることの一つです。
「こんなことまで?」という知識にも価値がある
一見すると基礎的な話ですが、実際には理解するのが難しい。
そして、
「これって誰に教えてもらえばいいんだろう?」
というようなテーマって実はたくさんあります。
私はこういうところに、オンラインセミナーの価値があると思っています。
すでに多くの人が知っていることだけではなく、
- 基礎だけど難しい
- 本を読んでも分かりにくい
- 独学では理解しづらい
- 教えてくれる人が少ない
- 経験者だからこそ説明できる
そんな知識を分かりやすく整理して届ける。
これも、経験を仕事にする一つの方法だと思っています。
アスリート経験を「サービス」に変える
経験があるだけでは、副業にはなりません。
大切なのは、
「その経験を、誰かに提供できる形にすること」
だと思っています。
例えば、
「競技について詳しい」
という経験を、
↓
「戦術セミナー」
「レース戦略セミナー」
「練習方法セミナー」
「レース前準備セミナー」
「トレーニング講座」
「オンラインコーチング」
という形に変えていく。
自分の中にある知識や経験を、一つずつ商品やサービスとして形にしていくイメージです。
一度作ったコンテンツを、もう一度活かす
私が副業をする中で意識していることがあります。
それは、
「一度やって終わり」にしないこと。
例えばオンラインセミナーの場合、まずライブでセミナーを開催します。
そして、その内容を録画してアーカイブとして販売する。
そうすると、一度作ったコンテンツを、その場に参加できなかった人にも届けることができます。
もちろん、完全に何もしなくても収入が発生する「不労所得」ではありません。
販売や問い合わせへの対応など、必要な作業はあります。
それでも、
自分が毎回ゼロから働かなければ売れないものではなく、過去に作ったものを繰り返し活用できる。
これは、会社員をしながら副業を続けるうえで、とても大切な考え方だと思っています。
忙しい会社員だからこそ「積み上がる副業」を考える
会社員をしながら副業をする場合、使える時間には限りがあります。
さらに私の場合は、資格の勉強もあり、子どもとの時間も大切にしています。
だからこそ、
「今月いくら稼げるか」
だけではなく、
「1年後に何が残っているか」
も考えるようになりました。
例えば、
- セミナーのコンテンツ
- アーカイブ動画
- ブログ記事
- ノウハウ
- お客様とのつながり
- サービスの仕組み
こうしたものが少しずつ積み上がっていけば、将来的にできることが増えていきます。
私は副業を、単純に「会社以外でお金を稼ぐこと」だけではなく、
将来の自分の選択肢を増やすための活動
として考えています。
「自分には何もない」と思ったら、過去を振り返ってみる
副業を始めようと思ったとき、
「自分には特別なスキルがない」
と思う人もいると思います。
でも、スキルは資格や肩書きだけではありません。
これまで仕事でやってきたこと。
長く続けてきたこと。
人より少し詳しいこと。
何度も失敗しながら身につけたこと。
人からよく相談されること。
こうしたものも、誰かにとっては価値のある経験かもしれません。
私の場合、それが長年続けてきたアスリートとしての経験でした。
だから私は、
「自分には何ができる?」
と考えるとき、まず過去の自分を振り返ってみることをおすすめしたいです。
経験は、誰かの役に立つ形に変えられる
私にとって副業は、単純に収入を増やすためだけのものではありません。
競技生活を通して、たくさんの人に支えてもらいました。
だからこそ、自分が長年かけて身につけてきた経験を、今度は誰かに返していきたい。
そんな思いもあります。
もちろん、経験を仕事にすることは簡単ではありません。
「何を提供するのか」
「誰に届けるのか」
「どうやって商品にするのか」
考えることはたくさんあります。
それでも、
自分がこれまで積み重ねてきたものを、もう一度価値に変える。
これは、競技を引退したアスリートに限らず、誰にでもできることだと思っています。
過去の経験は、過去で終わらせなくてもいい。
形を変えれば、これからの仕事や人生につなげることができます。
私自身もまだその途中です。
これからも、自分の経験を少しずつ形にしながら、新しい仕事につなげていきたいと思っています。
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